入試 解く順番
東工大志望の受験生はこの時期も過去問を解いていることかと思いますが、一つ言っておきたいことがあります。 それは試験においてどういう順番で問題を解くか、ということです。 これは非常に重要なことです。 入試においては、自分が解けそうな問題から解くのが鉄則であり、特に数学に関してはそれを判断するための能力も必要となってきます。 それをぜひとも過去問演習をやっていく中で練習してもらいたいのです。 私は去年のこの時期、冬期講習でk坂先生に東工大入試本番で、1題5分ずつ時間をとり、他の人にそれがどういう問題なのか伝えられるくらい問題文を読み込めと言われました。 問題は全部で5題だから、読むだけで25分も失うことになるので、私は実践しませんでしたが、これも一つの戦略としてはありでしょう。 解ける、と思って手を付け始めたものの、思ったよりも簡単にはいかず、時間だけが経過し、焦った結果、他の問題に移った時に落ち着いて考えることができなくなるということがよくある人は、まずは問題文をよく読みましょう。早とちりはよくありません。 問題集で見た問題に設定が似てるからといってすぐに飛びつくのではなく、まずは一度その問題をよく読み、意図を考えましょう。誘導がついている問題ではなおさらです。 よく時間配分をミスったから上手くいかなかったということを聞きますが、それは実力不足です。 本番でそうならないためにも、日ごろからの練習を欠かさないようにしましょう。