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平成31年度東工大入試

こんばんは。 東工大が2019年後における前期日程の入学試験の変更についての予告を発表したようです。試験科目や試験時間、センター試験の取り扱いについては変更はないみたいですが、入学時の所属を類から学院にするみたいです。志願者は6つの学院から志望順に3つを選ぶことができるようになるみたいです。 類のほうが、学院よりも大きい枠組みに分類されていますので、今後の受験生は入試の段階でより専門的なところに配属されるのでしょうか。 そうとなれば、東工大の魅力が半減するような気もしますが。

京大プレ

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去年の7月24日に受験した代々木ゼミナールの京大プレの結果を報告するのを忘れていたので、このブログに載せることとします。この模試は数学の採点基準について疑問があったので代ゼミのほうに電話したところ、あと20点ほどはあがるとのことを言われましたが、答案を郵送するのがめんどくさくて放置していました。 この時期は化学の無機と有機がノータッチだったので化学は悲惨でした。 確かに京大のほうが東工大よりも難しいですが、東工大受験生は最低でもC判定を取りましょう。 ちなみに私は、理学部E、工学部Dでした。 模試はなるべく多く受けた方がいいです。緊張感の中で問題を解くとき、多くの人はいつも通りの力が発揮できません。しかし、試験慣れをすることで「いつも通りの自分」に近づけることは可能です。正直な話、入試で合格するのには学力と同程度とまでは言わないものの、精神面は相当大事です。それと直接的な関係があるかはわかりませんが、実際今年の入試において冠模試で冊子掲載されたのにも関わらず、不合格となった人を数名知っています。 来年の入試を控えている方は、ぜひとも模擬試験を利用していろいろな経験を積んでください。

数学が苦手な受験生へ

今回は、河合塾に在籍される浪人生で数学が苦手の方に限ってとさせていただきます。 河合塾では4月の中旬に基礎シリーズの授業が始まります(7月上旬まで) この期間は数学の基礎力を習得する絶好の機会です。テキストの問題もほとんどがぜひ身につけておきたい基本的な問題で構成されています。 テキストを使って効率よく成績を伸ばすのには、復習を第一に考えて学習に励んだ方がいいです。 もちろん、予習もできるのならやった方がいいです。しかし、基礎シリーズで扱う問題は、最終的には瞬時に解法を思い出すようにしなければならないものばかりです。 あくまで最終目標は「テキストの問題を全て解けるようにすること」であることを忘れないでほしいです。 よく言われることですが、やはり復習は授業があった日にやるとより効果的だと思います。 できれば、その1週間後とかにもやっておきたいところですが、時間がないのであれば、もう一度夏休みに解き直せばおそらく大丈夫でしょう。 やはりテキストだけでは心配される方は多いようです。 確かに、上位の学校を目指している方にとっては物足りなく感じるかもしれません(私は全くそうは思いませんでしたが…)しかし、たとえそうであっても何か基本事項で抜けていることはあるはずです。夏が終わると、基礎を確認する機会も減ってきますので、ここは基礎を完璧にする勢いでがんばりましょう。 河合塾では、夏休みが終わると完成シリーズが始まり、テキストに載っている問題もほとんど全てが大学入試の過去問になります。基礎シリーズで扱った問題との難易度の差は相当大きいです。 ここでは、逆に予習をしないと意味がないかもしれません。 もちろん、一度経験しないと、とても解けるはずのないような問題もあります。 しかし、完成シリーズの主な目的は、基礎シリーズで学んだことをアウトプットする練習をすることです。予習ができないにしても、せめて問題を見て大雑把でもいいので解答の道筋だけでも考えましょう。ここで考えるくせを身につけないと応用問題は解けるようにならないかもしれません。 これは、私と同じく数学に苦手意識がある方向けに書いたものですので、得意な方は今までの自分のやり方を貫いてください。 ただ、いくら得意だからと言って、数学だけに頼りすぎるのは本当にやめ...

慶應大理工 対策

こんにちは。 大学が始まったら、忙しくなるのであまり更新できなくなるかもしれませんが、取り敢えず入学まではよろしくお願いします。 さて、今日は慶應義塾大学理工学部の対策についてです。私は辛うじて受かったという感じなので、どうしても受かりたいけど、学力的に厳しいという方が参考にしていただけたらと思います。 1 試験科目と配点、目標点 数学:150 英語:150 物理:100 化学:100 の合計500点満点となっています。年度によって変動はあるものの、最低ラインは300弱といったところです。私もそうでしたが、目標は300に設定するとよいでしょう。 2 試験の難易度、形式など (ⅰ)英語:私立の難関大学は英語が難しいというイメージがある方が多いかもしれませんが、慶應大学に関しては標準的な問題が多かったように感じます。 試験時間は90分と普通なのですが、解く量が圧倒的に少ないです。時間が足りなくて出来ないということは、ないはずです。 問題の形式などに目立った特徴はないので、英語が得意な方は過去問を1~3年分解いておけば十分だと思います。他教科との兼ね合いもありますが、苦手な方は、しっかり過去問対策をして最終的には80を超えるようにしておきたいところです。 (ⅱ)数学:苦手な人の立場から書きます。まず、出題形式ですが、9割方が答えのみを解答欄に書く問題で占められています。そのため計算力は他の大学に比べて、極めて重要となってきます。 私は、過去問を1年分も解いたことがないので、頻出分野などはわかりませんが、特に特徴があるということはなさそうです。難易度は思いのほか標準的なものが多いので、極力苦手分野をなくすように心がけた方が効率がいいと思います。難問題も年によっては出題されるようですが、できなくても合否にはあまり関係ないです。得点率にして4割〜5割取れれば望みは十分にあります。 因みに、私は自己採点で4割弱でした。 (ⅲ)理科:物理・化学を120分で解きます。解答形式は、マークと答えのみを書かせる記述式の2つがあります。まずは物理の対策についてです。物理は平易な問題が多いです。ちゃんと学習していれば、7割以上は期待できます。また、設定なども典型的なものが多いので、入試対策の問題集を1冊こなせば十分だと思...

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英語の勉強方法

こんばんは。 今回は英語の勉強の仕方についてです。 英語は、文理ともにとても重要な科目です。 また一度、学力がつくと成績が安定しやすく、独習も可能なので得意科目にすることをお勧めします。 大学入試に限って言えば、読解能力が一番重要であることに疑いはありません。 他にも、語彙や語法などを問う問題も出題されるので、長文以外にも対策が必要なのではと思うかもしれませんが、英語の成績は長文だけ読んでいれば上がると信じています。もちろん、基礎学力は必要ですが。 具体的な学習方法ですが、基本的な単語や熟語、文法などを学習し終えたら、今の自分にとってちょうどいいレベルの長文問題集を選びます。それを繰り返し読みましょう。わからない文構造や文法事項を調べて、すべての文が構造的にわかるようにします。この精読を繰り返すことで速読力も自然に身につきます。 あとは、自分の学力の伸長度に合わせて長文のレベルを変えて、同じことを繰り返せばいいと思います。 私は高校1年生のときからこのやり方を実践していて、かなり成績が伸びました。 因みに、長文を読む練習はたくさんしましたが、問題自体はほとんど解きませんでした。 実際、浪人してからですが、模試以外で問題を解いた記憶はほとんどないです。 大事なことは、毎日やることでしょう。10分でもいいので、一度読んだ文章を覚えるくらい何回も読んでください。

東工大受験生へ

東工大受験を考えている方は、ぜひ参考にしてください。 ①東工大入試について あまり詳しく知らない人のために基本情報を書いておきます。 東工大は国立大学では珍しく、センター試験を足切りにしか使用しません。600/950がその基準であり、それ以外には一切センターの得点は関係ありません。合否はすべて2次試験の得点で決まります。2次試験は750点満点で、科目別だと 数学300点 英語150点 物理150点 化学150点となっています。目標点は志望類にもよると思いますが、6割取ればおそらくどの類も受かります。 私は、現役浪人ともにセンターは完全に無視していました。後期東北大などを考えていないのなら、センター対策はやらなくても大丈夫でしょう。ただ、普段のマーク模試で英数理だけの得点率が8割を超えていないようならば、基礎からやり直した方がいいような気がします。 ②科目別対策 英語:試験時間90分で、長文2題からの出題です。例年最初の文章のほうが長く、その分配点も大きいです。東工大英語の特徴は何と言っても文章の長さではないでしょうか。私が受験した2017年度は特に長かったと思います。設問は和訳、英訳が中心です。日頃から自然な日本語を書く練習をしたり、英作文はネイティブに添削してもらった方がいいです。独特な出題形式なので、模試や過去問で十分に対策をしておきましょう。得意なら100以上、苦手でも70は取りましょう。 数学:試験時間は180分で、大問5題です。全体の40%も占めているので東工大入試のキー科目です。数学が得意であれば、他の2科目くらいの失敗はカバーできますが、私みたいに数学が苦手な人だと他の科目の失敗は許されません。近年はすべての大問に小問がついていましたが、今年は、誘導のない問題が2題ありました。来年もこの傾向が続くかもしれないので、誘導がなくても解ける力はつけておいたほうがいいのかもしれません。さすがに理工系トップレベルの大学だけあって一筋縄ではいかない問題が多いです。得意なら200以上、苦手でも150は取りましょう。 物理:理工系大学なので、理科は物化指定です。理科の試験時間は物理と化学で分けられていて、他の難関大学とはその点で大きく異なります。また物理、化学どちらも試験時間120分なので腰を据えて試験に臨めま...

参考書

私が、現役、浪人中に利用していた参考書についてお話します。 特に学力が伸びたと感じられたものだけ紹介します。使い方にも多少触れておきます。 ①漆原のおもしろいほどわかるシリーズ(物理基礎、物理) 計3冊 これは、現役時代の7月に購入したものです。私は、電磁気が大の苦手で、教科書を読んでも学校の授業を受けてもサッパリというかんじでした。 そんなとき、この本と出会いました。とてもわかりやすかったので、結局日にちをおいて3冊買いました。現役の夏休み中はこの本でずっと勉強していましたが、それでもすぐに成績が伸びるということはありませんでした。しかし、徐々に物理が理解できるようになっていく実感はありました。 実際、センター系の点数も、この本に出会う前後で40点ほど伸びました。 物理にちょっとでも不安を感じている方にお勧めできる1冊です。具体的には、センターの問題で7割以上をコンスタントに取れない方が読むと、得られるものは大きいと思います。 使い方についてですが、ただ読むだけで大丈夫です。設問も、解説も読むだけです。 ただ、繰り返すことが重要です。熱、電磁気、原子の分野が特にわかりやすいです。 完璧にしたら、これだけでもセンター試験で9割以上取れる力がつくと思います。 これを、終えたら、漆原の最強88題、重問、名問などを使って演習を積みましょう。 ②化学重要問題集(化学) 高校化学は、数学や物理と違って教科書以外の参考書は不要です。 問題集1~2冊あれば十分です。なぜなら、化学は数学、物理と違って基本的に暗記科目だからです。独学でも基本事項だけなら習得可能です。それを終えたら、あとは問題演習をするのみです。 そんなときに役立つのが、この重要問題集です。難関大を目指す受験生なら誰でも知っているかと思います。この問題集の良いところは、様々な難易度の問題が載っていることです。基本事項を確認する問題から、難関大の過去問まで幅広く扱っています。自分の目指す大学に合わせて、解いていけばいいと思います。個人的な意見としては、これ1冊でもほとんどの大学に対応できます。[A]問題、[B]問題があるかと思いますが、まずは[A]だけを3周しましょう。これだけでも成績はグンと伸びるはずです。旧帝大や早慶大、また化学の試験が難しい医薬系...

予備校

国公立大学の前期日程の結果が出そろいました。 そこで、今回はすでに浪人を決意されている方向けに予備校選びについてお話させていただきます。とは言っても、私が1年間お世話になった河合塾に関してしか分かりませんが…。 河合塾は言わずと知れた3代予備校のうちのひとつです。文系に強いというイメージがある方が多いかと思いますが、理系大学を目指している受験生にもお勧めします。 河合塾の講師の方は、1日にいろいろな校舎に移動して授業をしています。都心でないと評判がいい講師に出会えないということはないです。 では具体的に河合塾について書いていこうと思います。 1:システム、クラス分け この時期はまずテキストの種類を決めるテスト(サクセスクリニック)があります。 校舎によっては、この成績順にクラス番号と座席順が決まります。なお1年間固定です。 理系のことしかわかりませんが、上位のコースに所属しているのであれば、理科のテキストのみがそのテストの結果次第で決まります。各科目点数によってA~Eの評価がつきます。 医学部や旧帝大等を目指している受験生はTテキストを使った方がいいと思うのでA評価を目指して頑張りましょう。聞いた話によると偏差値で基準を設けていて、その基準を下回ったらTテキストは厳しいとのことです。因みに私は化学は1年間無印テキストを使っていて、チューターにお願いしてもTテキストの許可は出ませんでした。ただ、Tテキストではなくても難関大学に合格することは可能です。私の文系の友人は全ての科目で無印テキストを使っていましたが、旧帝大に合格しました。 サクセスクリニックの難易度は、英語を除くとセンター試験レベルだと思います。 英語はセンター試験のレベルを軽く超えていますので、要注意です。 2:授業 何といってもこれが一番重要です。私は難関大への合格率があまり高くない公立高校出身だったので、高校の授業にはあまり頼れませんでした。実際、難関大学に現役で合格した私の友人たちは、高校のカリキュラムに縛られず、各自やることを決めていて、授業中なんかにも自習しておりました。 そのような高校を卒業した方は、予備校の授業に感激するかもしれません。 特に、数学と物理においては、両者の差が大きかったと感じています。 数学で言えば、予...

はじめに

当ブログは、大学受験を2度も経験した管理人が多くの受験生の役に立ちたいと思い創設しました。 受験に関しては、高校1,2年生の時から情報をあさって、日々考えていました。 そして高校を卒業後し、浪人も経験した私は、いろいろと思うこともあり、それらを今後の受験生に伝えていきたいと考えております。 現役浪人、文系理系問わず参考にしていただけたら幸いです。 なお質問したいことがありましたら、何なりとコメント欄のほうにコメントの方をしていただけたらと思います。