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4月, 2017の投稿を表示しています

合格までの道のり 現役編

私個人の受験校決定のときことなどを書きます。 2015年(高校2年生の後半) この頃は大学に行く意味がわからず、よく担任の先生に相談していました。 勉強から逃げていたのかもしれません。 当然のことながら志望校も決まっておらず、いろいろな大学を調べていました。 新振り制度のある東京大学を考えていた時期もありましたが、さすがに1年で行くのには、学力的に厳しいと思っていました。詳しい経緯はあまり覚えていませんが、この頃に初めて東工大の存在を知り、立地などの理由から志望し始めたのだと思います。 あとは、東京工業大学という文字がかっこいいと思ったのもあります。 2015年4月 最初の模試で東工大E判定をもらいましたが、そこまで危機感を感じませんでした。 というのも、それまで大学の志望校の欄に書いたことがないので、実際に、どのくらいの難易度なのかもよくわかっていなかったからです。 模試の判定は一向に変わらないものの、志望校変更はするつもりはありませんでした。 同年11月~12月 東工大模試を受けました。この模試では、レベルの差を痛感しました。数学と英語はそこそこ出来たものの、理科が全くできず、時間が余ってやることがなかったくらいです。E判定を覚悟していたものの、第2志望の7類ではC判定を取ることができて喜んだ記憶があります。 因みに、実戦を受けなかったのは、精神状態が悪くてキャンセルしたからです。 しかし、10月に受けたベネッセ記述と全統記述の成績は今までのよりも下がっており、かなりがっかりしました。学校のほうでは、この2つの模試の結果を考慮して受験校を考えるよう指示されていたので、東工大受験を諦めようと思っていました。 全統記述でもだいたいB,C判定は取れていて、冠模試でも手ごたえがなかったのにA,B判定だった東北大を受験することを考えていました。しかし、それは期間にして2〜3週間ほどでした。 一度はあきらめたものの、どうしても東工大を受験したいという気持ちが再燃したのです。 たとえ不合格であっても、受験しなかったら後悔することになると思っていたのです。 しかし、この時はまだ浪人について考えたことはありませんでした。 2016年1月 ということで、東工大受験を再決心してからはと...

模試の成績から見る入試分析

こんにちは。 大学のほうでもやらないといけないことが多くなり、なかなかブログを更新する時間が取れなくなってきましたが、少なくとも来年の大学入試までは続けたいと思っています。 私がこうして大学生になってからも受験応援ブログとして、受験に関わっていこうと思っている理由としては、やはり1浪したことが大きいと思います。浪人生は本当に、勉強することや模試の結果、受験校といったことしか考えることがありません。1年間ずっとそうしてきたわけなので、急に受験のことは考えなくてもいい状況になっても、まだ頭からは離れないものです。 それに私の場合は、浪人時代はもちろんつらい時もありましたが、1年全体を通して見ると、とても充実していました。自分が成長したということを数値データでもって確認できるということは非常に楽しいものです。浪人生の方は、とにかく去年の自分よりも成績を上げましょう。それがモチベーションとなって更なるいい結果が望めるようになります。 ここで、以前コメントの返信として模試の目標点を書きましたが、知りたい方が多そうなので、あくまでも目安にすぎませんが参考にしてください。 ※これは、東工大早慶大レベルを志望している受験生に向けたものです。過去の東工大合格者の平均偏差値から点数に換算しました。 2015年度のものを参考資料としています。サンプル数は合格者の過半数ほどです。 第1回全統記述模試(5月) 目標点 英語 120/200 数学 140/200 物理 75/100 化学 75/100 浪人生の方はわかっていると思いますが、現役生の方には少し注意が必要です。 河合模試は、高2生向けのも、高3生・高卒者向けのも大学の偏差値ランクが同じに作られています。当然、高校3年生になると、模試を受験するのは大学受験を考えている受験生だけとなり、さらに浪人生も参加してくるので、それまでとは偏差値が低く出る傾向にあります。 私の場合は、10ほど下がりました。これは人によりますので一概には言えませんが、多くの人は下がります。よって、合否判定も悪くなります。これはよくないシステムだと個人的に思っていますが仕方ないです。これは、そういうものなんだと思って、そこまで気落ちしないようにしましょう。 では、実...

理科のすすめ

こんにちは。 新学期が始まって、早2週間が経過しました。 皆さんはいかがお過ごしでしょうか。 私の方はと言うと、新生活に慣れるのにはまだまだ時間がかかりそうです。 さて、今回は「理科のすすめ」ということで記事を書いていきます。 難関大学理系志望の人は、2次試験の科目が英語、理科×2(物化)、数学、というパターンが多いです。 そういった大学に合格するのに一番効率がいい勉強の仕方についてお話します。 まず、結論から言いますと、勉強時間のかけかたですが、物化>>数学=英語とすることをお勧めします。 もちろん、人様々でこれが一番だと言うつもりは全くありません。 特に得意科目がなく、何から勉強を始めたらいいのかわからない受験生が参考にしていただければと思います。 理科を一番重視したほうがいいと思っている理由ですが、それは簡単です。演習を積むことによって一番効率よく成績が伸びるからです。要は「努力が反映されやすい科目である」ということです。 それに、ほとんどの現役生は理科の学習範囲を終えるのが遅いです。よって十分に演習を積むことができずに受験に臨まなければならない人が多いのです(私もそうでした) そんな中で、理科が得意だと周りに差をつけることができます。もちろん、数学や英語でも他の受験生に差をつけることは可能ですが、その域に達するまでの勉強量が圧倒的に違います。 それにほとんどの受験生において、数学と英語が手薄になっているということは、まず考えられないです。 なぜなら、高校1年生のうちからずっと学校で習っているからです。それだけ重要であると学校側も認識させようとしているので、生徒の方もそう考えている方が多いと思います。 確かに、数学と英語はとても重要な科目ではありますが、受験戦術を考える上では、理科があるレベルの段階まで達していないのに、数学と英語ばかりに多大な時間を費やすのはもったいないかなと感じます。 そして、これが一番重大な理由だと思いますが、理科の成績は他の科目と比べると安定しやすいです。 一通り典型問題を解き終えた方ならわかると思いますが、出題される問題はほとんど決まっています。 これは模試だけではなく、入試本番についても言えることです。 その場で考える問題も難関大学なら少しはありますが...

2017年東京工業大学 合格最低点

こんばんは。 今年の東工大入試の最低点が発表されました。 2017年度前期日程入試合格者最低点(750点満点) 1類 383 2類 382 3類 385 4類 403 5類 394 6類 392 7類 371 今年は数学の難化もあって、去年よりも最低点が10~20点ほど下がりました。 とは言っても、ここ3年が高かっただけで、以前の水準に戻ったような気がします。 前までは400点取れば、どの類でも合格できたようですので。 今年は前期の志願者が大幅に増加しましたが、大手予備校の推測によるとセンターで思うように得点できなかった東大志望の受験生が流れて来たことが1因だそうです。 全体の倍率も4.4倍と、例年に比べると高かったようです。

タイトル変更

前回に引き続き、今度はブログのタイトルを変更しました。 東工大志望ではない方でも参考にできるようなブログを目指します。 多くの質問をお待ちしています。

設定の変更

背景を変えました。 見にくい等の意見があれば、お申し付けください。

注意書き

この頃になって質問をいただく機会が増えてきました。うれしい限りです。 質問をしてくださる方はわかっていると思いますが、私の返答はあくまで一個人の意見として捉えていただけるとうれしいです。 例外を除いて、どんなことでも答えるつもりなので受験生はどんどん質問してくださいね。 では、今後とも当ブログをよろしくお願いします。