本試の結果からみる去年からの伸び②
今回は2次試験編です。
まずは結果を振り返ります。
②東京工業大学2次試験 去年➡今年
数学:105➡150 (+45)
英語:74➡95 (+21)
物理:16➡85 (+69)
化学:61➡93 (+32)
合計(750点満点) 256➡423 (+167)
コメント
去年は合格点に達した科目が1つもない状況でした。しかし、今年は特に足を引っ張る科目もなく満遍なく得点できていました。一番出来の悪いと思っていた英語が一番得点率の高い科目で、やはり自分は理系でないことがわかりました。過去問を解いている感じだと理科は100超えしていたのですが、本番では届きませんでした。それが唯一の心残りではあります。
この結果を受けて、受験生に言っておきたいことがあります。
1つは苦手科目をつくるなということです。私は数学だけが苦手でしたが、後半は数学に力を注いでいました。その結果、本番でも合格点を取ることができました。因みに周りの合格者は100点台前半の人が多い印象を受けました。もちろん200点超えている人もいますが、今年は難化の年だったので、半分でもそこそこだと思っています。話がそれてしまいましたが、苦手科目をつくらないというのは受験戦略上とても理にかなっていることです。東工大みたいに配点が大きく偏っている大学ですら当てはまることなので、どの大学を受験するにしても苦手科目は極力なくしていきましょう。
なぜ大事かというと、受験というのは水物だからです。運が悪くて不合格になって諦めがつくのであればいいのですが、ほとんどの人はそれでいいとは思わないはずです。
大学入試においては、それまでの入試傾向と大きく変わることがしばしばあります。例えば、英語がとても難しくて差がつかないとよく言われているから、英語は捨てる(あまり勉強しない)戦略をとったとします。しかし、受験した年に限って英語が大幅に易化して、あまり得点できなかった受験生は周りと大きく差がつけられる結果となることもあります。同じような理由で、ある1つの科目に頼る戦法もよくありません。
2つ目は、現役時の成績は気にするなということです。私は現役時には150点ほど足らずに第一志望に落ちました。去年、開示結果を見た時には家族、友人からは、来年も無理なんじゃないかと言われました。本番がたまたま悪かったわけではありません。その証拠に模擬試験の結果はいつもD,E判定ばかりでした。圧倒的に学力が足りなかったのです。それでも、1年間浪人することによって成績を大幅に伸ばし、見事に第一志望に合格しました。現在、去年の私のような悩みを抱えている人は第一志望を貫き通し、最後の最後まであきらめずにがんばってください。
不安で相談したい受験生は何でもコメントしてください。
まずは結果を振り返ります。
②東京工業大学2次試験 去年➡今年
数学:105➡150 (+45)
英語:74➡95 (+21)
物理:16➡85 (+69)
化学:61➡93 (+32)
合計(750点満点) 256➡423 (+167)
コメント
去年は合格点に達した科目が1つもない状況でした。しかし、今年は特に足を引っ張る科目もなく満遍なく得点できていました。一番出来の悪いと思っていた英語が一番得点率の高い科目で、やはり自分は理系でないことがわかりました。過去問を解いている感じだと理科は100超えしていたのですが、本番では届きませんでした。それが唯一の心残りではあります。
この結果を受けて、受験生に言っておきたいことがあります。
1つは苦手科目をつくるなということです。私は数学だけが苦手でしたが、後半は数学に力を注いでいました。その結果、本番でも合格点を取ることができました。因みに周りの合格者は100点台前半の人が多い印象を受けました。もちろん200点超えている人もいますが、今年は難化の年だったので、半分でもそこそこだと思っています。話がそれてしまいましたが、苦手科目をつくらないというのは受験戦略上とても理にかなっていることです。東工大みたいに配点が大きく偏っている大学ですら当てはまることなので、どの大学を受験するにしても苦手科目は極力なくしていきましょう。
なぜ大事かというと、受験というのは水物だからです。運が悪くて不合格になって諦めがつくのであればいいのですが、ほとんどの人はそれでいいとは思わないはずです。
大学入試においては、それまでの入試傾向と大きく変わることがしばしばあります。例えば、英語がとても難しくて差がつかないとよく言われているから、英語は捨てる(あまり勉強しない)戦略をとったとします。しかし、受験した年に限って英語が大幅に易化して、あまり得点できなかった受験生は周りと大きく差がつけられる結果となることもあります。同じような理由で、ある1つの科目に頼る戦法もよくありません。
2つ目は、現役時の成績は気にするなということです。私は現役時には150点ほど足らずに第一志望に落ちました。去年、開示結果を見た時には家族、友人からは、来年も無理なんじゃないかと言われました。本番がたまたま悪かったわけではありません。その証拠に模擬試験の結果はいつもD,E判定ばかりでした。圧倒的に学力が足りなかったのです。それでも、1年間浪人することによって成績を大幅に伸ばし、見事に第一志望に合格しました。現在、去年の私のような悩みを抱えている人は第一志望を貫き通し、最後の最後まであきらめずにがんばってください。
不安で相談したい受験生は何でもコメントしてください。
【blogに励まされている浪人生】です。
返信削除はじめまして。突然のコメント、すみません。
東工大得点開示では、数学が自分の予想よりも80点低かったです。
英語・物理・化学は予想と同じくらいでした。
数学は基礎・理解が足りなかったんだなあ。。。と4月から河合塾でやり直しています。
村松さんの数学の偏差値が夏以降に急上昇した一番の要因は何だと思われますか?
今年の東工大の数学の問題を解いてチューターに見せたいのですが、混んでいてなかなか難しい状況です。
記述の解答方法でなにかアドバイスをいただけると、嬉しいです。(答えはあっているのですが、
論理的展開が飛躍しているのだな、ということと、力ずく系が多いと自分で反省しています。解答欄がいっぱいです。汗)どうぞよろしくお願いします。
いえいえ。私でよろしければいつでもコメントしてください。
削除夏以降に数学の偏差値が急上昇したのかは自分でもわかりませんが、河合塾の基礎シリーズのテキストを夏休みの間に解き直したのが一番大きい要因だったのだと思います。
質問者さんも河合塾でやり直されているとのことですので、試してみてはどうでしょうか。
記述式の答案が苦手とのことですが、これは河合の講師の解答をノートに写していくうちにコツがつかめると思います。数学の授業は理解するだけでなく、講師が黒板に書く答案もちゃんとノートに写してください。私はよく講師の解答の書き方を見て感心していました。真似できそうなものを積極的に取り入れていくうちに、書き方が上手くなったのかもしれません。実際、論理展開の飛躍等で減点されることも現役時よりも少なかったです。
具体的にアドバイスできなくて申し訳ないですが、河合塾を信じて頑張りましょう!
アドバイスありがとうございます!
削除確かに授業での講師の解答の書き方には感心しています。自分にはセンスがないのか?と不甲斐なさもありますが、真似ぶつもりで学んでいきます。
現在基礎シリーズを予習・復習しているので、徹底してやり切ってみます。
また何かありましたら、よろしくお願いします。
いつでもどうぞ。
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